対面相談

対面での犬猫総合相談

病気、医療、治療方針、セカンドオピニオン、健康管理、食事、生活環境、予防医学、身体の仕組み、犬猫を迎えるにあたってのサポートなどの相談

病院では聞きづらいこと、病院で聞いたけど解決しなかった悩み・問題などを相談していただくことが可能です。

一般的な病院で行われる西洋医学はもちろんのこと、東洋医学などの代替医療も含めた幅広いアドバイスをさせて頂きます。(西洋医学とそれ以外の詳しいアプローチについてはこちら

視野を広げて手段を増やすことで「手は尽くした」「原因不明」「一生薬が必要」など一般的に病院で言われる事をもう一度見直し、解決に辿りつくサポートをします。

また未病」と言われる状態での早期発見、病気にならない体づくりもアドバイスさせていただけますので健康診断感覚でもご利用ください。

相談例

  • 歩き方が昔からおかしいです。病院で言われた通り様子を見ていて大丈夫でしょうか?
  • 私が提案された以外の方法はありませんか?
  • 生活環境で改善するところはありますか?
  • 飼い主として出来ることは他に何がありますか?
  • 出来ることはなんでもしたいのですが、西洋医学以外だとどんな方法があるのですか?

病院に聞きづらいこと」「病院に聞いたけど解決しなかったこと」が多いですが、他にも実に様々な相談が寄せられています。

実際の飼い主様の声はこちら

料金案内

時間 料金
最初の30分 6600円(税込)
以降10分毎 1100円(税込)

※別途、出張費が発生します。

料金の例

・30分以内で相談が終わった場合
→6600円(税込)

・30分~40分で相談が終わった場合
→10分延長なので6600円+1100円=7700円(税込)

※上記に出張費が加わります。

出張費

半径5km未満 3300円(税込)
半径5km〜20km未満 5500円(税込)
半径20km〜30km未満 11000円(税込)
30km以上 要相談(お受けできない場合もございます)

※Google mapを用いて事業所の住所から訪問先までの直線距離で計算しております。

対面相談の流れ

①事務局へのお電話(06-4400-1010)または問い合わせフォームより相談内容の概要を連絡していただきます。
※再診(犬の整体を含む)の方は公式LINEからの連絡も可能です。
※事務局に電話が繋がるのは診療時間内(9時〜20時)のみです。

②事務局でのスケジュール調整の後、日時の提案をさせて頂き、対面相談日時を決めていきます。この時までにサービス内容や料金案内、キャンセルポリシー注意事項等についてよく目を通して頂き、ご質問がある場合はお聞き下さい。ご質問がない場合は、全内容にご同意頂けたものとします。
※提案の日時に対してご同意の上、日時が決定した時点でご予約(ご契約)は完了します。これ以降の変更やキャンセルについてはキャンセルポリシーに基づいた手数料、キャンセル料が発生いたします。

③事務局よりメールまたは公式LINEにて、訪問予定の日時、距離に応じた出張費と振込先をお送りいたします。メールを受け取られてから1週間以内に最初の30分の対面相談料金6600円(税込)と出張費の合計額をお振込いただきます。入金の確認が取れましたら事務局よりメールもしくは公式LINEにてその旨連絡をさせて頂きます。

④決めた日時に獣医師の近藤がお知らせいただいたご住所にお伺い致します。

⑤対面相談終了後、延長時間分のお代金を直接現金にて近藤にお支払いいただきます。

注意事項

※愛犬・愛猫の普段の姿・生活を見た上でアドバイス等をさせて頂きたいので原則ご自宅への訪問をさせていただいております。カフェや公園などでの対面相談はお受けできません。

※対面相談を利用される飼い主様は、事前に相談内容をまとめておかれる事をお勧めします。時間内に聞きたい事が聞けなかったり、時系列がバラバラになるなどで説明がうまく出来ず、時間だけが過ぎる事を避ける為です。

※相談内容が多くなる場合、メモや録音などをお勧めします。「メモを取るから少し待って欲しい」「録音したいから大きめの声で話して欲しい」などがございましたら遠慮なく仰って下さい。

※事前にレントゲン検査や血液検査のデータなどを事務局宛にお送りいただく場合がございますが、これは対面相談中にいざ必要となった際、紛失していて見当たらない、「探すので少し待って下さい」となる事態を避ける事が目的であって、対面相談開始時における事前の内容把握を約束するものではありません。原則として全データ、目を通すのは対面相談が始まってからとさせて頂きます。

※大まかな相談希望内容について事務局より予めお聞きする事がございますが、より詳細な内容(病気の発症や治療の経過、既往歴、生活環境、現在の内服など)は、対面相談が始まってから獣医師近藤へ直接、お聞きする内容から順に、お伝えくださいますようお願いいたします。ご予約いただいたお時間以外は、他の動物さんの診療に注力しております。またこちらの診療相談の進め方がございますので、一方的な「事務局へ事前に全詳細を送っている、既に読んでくれていますよね、早速答えて欲しい」と言った希望は一切受け付けられません。

※動物さんが噛む、引っ掻くなど強い攻撃性を示す場合は、触診や聴診など一部の診察が十分に実施できない場合があります。そのいかなる場合も返金の対象とはなりませんのでご理解ください。口輪などを装着していただければ対応可能な事もございます。ご不安な場合は予めご相談下さい。

※診療中、動物さんの保定は飼い主様にお願いしております。動物さんが突然動き、落下する・体を痛めてしまうなど予期せぬ事故が起きぬよう、集中してください。

※対面相談料金の事前入金は料金をお伝えさせていただいた日から1週間以内でお願いしております。難しい場合はご予約時にご相談下さいますようお願い申し上げます。

※対面相談中の特異体質や災害などの不可抗力による不慮の事故、損傷、死亡、失踪につきましては、一切責任を負いません。

※西洋医学的な検査(血液検査・レントゲン検査など)や処置(手術など)、ワクチン接種、フィラリア予防などは、かかりつけの病院様でお願いしております。Family-Vetでは対応できませんので予めご了承下さい。

※注意事項が大変多くなっておりますが、体力の温存・サービス継続の為、またご予約いただいた限られた時間をお互い有意義なものとする為にも何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

対面相談で可能な西洋医学とそれ以外のアプローチ

 

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問診

通常の病院よりもかなりの時間をかけて行います。(初診の場合は1〜2時間)

今出ている症状・気になる症状だけでなく、既往歴、その子が生まれ育った環境、普段の食事、運動量、体質、性格、生活スタイル、家族構成なども聞いていきます。

病気に関係ないかな?と言うようなことでも気軽にお話してください。それが貴重な情報となり診察の手助けとなることも多々あります。

例)
症状の出るタイミング(季節や時間帯)や持続時間、激しさなど
体質(暑がり・寒がりなど)
性格(怖がり・怒りやすいなど)

触診

一般的な病院で行われる骨格や筋肉のチェックに加え、皮膚の伸びや潤い具合、被毛、熱の分布なども診ていきます。
特に内臓の硬さなどは病気の早期サインとなっていることも多い為この辺りも入念にチェックしていきます。

例)
腰あたりの皮膚が他の部位に比べて伸びない
胸部の毛だけ色素が薄い
頭は火照っているが、後肢は冷たい
膵臓周辺が硬い

視診

重心のかけ方、足を置く位置、歩行状態、舌、肉球を詳しく診ていきます。

例)
絶えず前傾姿勢をとっている
おすわりの時に片足を投げ出す(左右対称ではない)
舌の先端が赤い
前足の外側の肉球がカサカサしている

聴診

聴診器を用いた心音・肺音の検査に加え、鳴き声・咳・呼吸音も診ていきます

例)
掠れた鳴き声
痰のからむような咳

その他

レイキやOリングアニマルコミュニケーション(飼い主様同意のもと)を行い、体の不調箇所を探る場合もあります。

上記から得た情報を総合的に考え、到達可能な目標ラインを定めて、飼い主様とその子の体に合った治療方法や自宅でできるケアをお伝えしていきます。

お伝えする内容は水分摂取、運動管理、歯磨き、食事管理、体重管理、家の掃除、温度湿度管理など多岐にわたります。解剖学、生理学を中心とした西洋医学的な観点と陰陽学説・五行学説の東洋医学的な観点を踏まえてお伝えします。

その時点における動物さんと飼い主様に合わせた完全オーダーメイドのアドバイスとなりますので一般的な書籍、Webでの情報とは異なること、季節や病状のタイミングに内容が異なることもありますのであらかじめご了承下さい。

東洋医学

陰陽学説

この世に存在するものは全て「陰」と「陽」の二つの要素から成り立ち、互いに対立したり影響しあう関係にあると考えます。

例えば五臓六腑という言葉で言うと、五臓は「陰」で六腑が「陽」となります。

ある子が乾いた咳をしていたとします。診察の結果、五臓でいう「肺」のバランスを崩していたとしたら六腑で言うところの「大腸」にも影響が出て便秘になるかも知れません。もちろん逆に大腸の影響が肺の咳として出てくる可能性もあるのです。

五行学説

大地を構成する土、山々の鉱石、川の水、森の木々、全てを焼き尽くす火。これらはお互いを生かし、時には滅し、絶えず時を刻んでいます。

このような大自然の仕組みが体の中にもあると考えます。

「木」:肝臓・胆嚢
「火」:心臓・小腸
「土」:脾臓・胃
「金」:肺・大腸
「水」:腎臓・膀胱

陰陽学説のところで肺と大腸の関係性を例にあげましたが、五行学説も含めると肺や大腸はさらに他の臓器からの影響を受けると同時に、他の臓器にも影響を与えているのです。

これら五行は、季節や1日の時間帯、さらには感情とも結びついています。

地球が単体の要素だけでは存在し得ず、お互いに関わり合っているのと同様に体も地球とみなし全体像を捉えていていくのが東洋医学の考え方となります。

西洋医学とはまた違った内容になり戸惑うこともあるかも知れませんが、どちらが正しい、どちらが間違っていると言うものではありません。

それぞれものの捉える角度が異なっており、結果として得意分野も異なります。現在の日本で主流となっている西洋医学への偏りを見つめて、医療の面でもバランス良くと言う視野を広げることが、大切な家族の健康管理へとつながります。