プロフィール

自己紹介

獣医師を目指した理由

皆様はじめまして! Family-Vet代表 近藤嘉宣です。

獣医師を志した理由は「将来自分の家に来る動物達と飼い主である自分の為!

他の先生方のように「一つでも多くの命を救いたい!」とか「小さい時に通った病院の獣医さんに憧れて!」とかじゃなかったんです。

・・・こんな理由ろくでもない!と思われるかもしれません。でも飼い主目線で始めたからこそ気付けたことがあったんです。

動物病院時代

東京の日本獣医生命科学大学を卒業後、地元大阪でCT・MRIをはじめ多くの先端医療機器が揃う大グループ病院に就職しました。

診察数は膨大で、珍しい病気や複雑な病気で悩み苦しむ飼い主様・動物達も多く来院されていました。当然獣医師に求められる水準も大変高いものでした。

病院に来る飼い主様・動物達の為、一日でも早く何でも出来る獣医師になりたい!と休日出社は当然の事、食事や睡眠も削って勉強に明け暮れる日々を送っていました。

そんな努力が認められ?3年目からは副院長として得意の心臓病を中心に、他の分野も幅広くセカンドオピニオン、他院からの紹介・転院症例を担当、後輩の教育やクレーム対応も受け持つ立場になりました。

5年間で担当した延べ1万件以上の診察を通して知識や技術も増え、多くの飼い主様・動物達の悩み苦しみに対処することが出来るようにはなりました。それでも私にはずっと気になっていたことがあったんです。

飼い主様が医療の他に求めているものがある

「近藤先生の家の動物達は、病気になっても飼い主が獣医さんだから幸せですね。」

「近藤先生は獣医さんだから家の動物達の事、何でもわかって安心ですね。」

とよく言われます。これについては「うんうん」とうなずかれる飼い主様も多いでしょう。これって

飼い主様+病院の獣医師 < 飼い主であり獣医師である私 

と言う事なんですよね。どんなに病院の獣医師が医療の知識技術を提供しても、それだけでは足りないものがあるって事なんですよね。ここがずっと引っかかっていました。

もしもこの差が埋められたなら、飼い主様は今よりもっと楽になる。そして動物達もそんな飼い主様を見てもっと幸せになる。私のようにわざわざ獣医師にならなくても、安心・納得した生活を送れるんじゃないか。

ずっとこんなことを考えていた私は、ついに行動に出ました。

飼い主様の生の声から求められるサービスに辿り着く

知り合いや街で飼い主様100人を対象としたアンケート実施しました。普段はインドアですが意外と行動的なんです。

「動物病院があることで100%安心できていますか?」

8割以上が「いいえ」でした。

「その理由はなんですか?」

一番多かったのは「ついつい遠慮したり気後れしたりで思っていることが言えない」でした。

いただいた回答は実に様々なものでした。でもまとめるとしたらそれは病院という場所で生じる獣医師と飼い主様の距離の遠さから来るものばかりでした。

「どうすれば解決すると思いますか?」

これはただ一つ「家族や友人などとても親しい存在に獣医師がいれば解決する」でした。

このことを受け「病院の獣医師の他に、もっと飼い主様の近い場所に獣医師が必要」という考えに辿り着き現在のコンセプトで活動を開始することを決めました。

病院だけで満足・安心できない飼い主様がとにかく多い今の時代、一人でも多くの飼い主様が私のサービスで喜んでいただければ幸せです。

目指すは「近藤先生がいるから私達は安心です。」と言ってもらうことです。

知識や技術の研鑽

このように熱い想いを語りましたが、病院勤務で培った検査、お薬、手術など西洋医学の知識のみでは、実際に救える動物さんはそこまで多くないのが現状です。

頑張って治療に取り組んでいるのに改善しない、そんな動物さんの病状を見て、飼い主様側も疲れたり病んでしまったりして家庭の空気は重く暗くなっていきます。

この悪循環がさらに動物さんの病状を悪化させていくという負のループを過去に何度も経験してきました。

この状況に入り込んでしまうと、例えどんなに寄り添わせていただいたとしても「先生がいるから私達は安心です」からはほど遠くなってしまいます。

西洋医学のみを武器としていたのでは、どんなに寄り添う思いが強くても満足していただけるサービスは出来ない。

そこで更なる知識や技術の補強も必要であるとの考えに至ったタイミングでとある先生から、
「本当に動物、飼い主さんを救いたいのであれば獣医学だけではなく人の医学を勉強しなさい。動物の医療よりも遥かに進んでいる人の医療の知識を学び動物たちに応用していく事だよ」と助言を頂きました。

そこから一気に視野が広がり、食事療法、漢方や鍼灸などの東洋医学、理学療法や整体、ホリスティックケアなど日本の獣医師が学校では学ばない事、海外や人の方では注目されているのに、今の日本の獣医療ではあまり注目されていないケアの情報がたくさん飛び込んできました。

その他レイキヒーリングやアニマルコミュニケーションなど、一見すると科学とのつながりが現状明確ではない領域も含め、飼い主様と動物さんがより一層安心した日々を過ごしていく事に繋がりそうな分野がまだまだ存在することを知りました。

少しずつではありますが、現在これらの領域の知識や技術の研鑽にも力を注ぎ、ただただ温かい、何でも話せる獣医師を超えて、幅広い知識や技術も伴った、本当の意味での安心へ飼い主様や動物たちを導いていける獣医師になる為、日々精進しております。

プロフィール

生年月:1984年7月

血液型:A型

出身地:大阪府豊中市

出身大学:日本獣医生命科学大学

現在の住所:大阪府大阪市(大学6年間は東京でした)

趣味:

コーヒー(飲むよりも淹れる事!昔家がコーヒー器具で埋まってました)
パソコン(フルタワーの自作PCが自慢♪)
バイク(大型免許持ってます・・・でも雪でコケてから乗る頻度激減)

家族:

僕と猫と犬の3人暮らし
猫→マリア(ノルウェージャンフォレストキャット 2011.8.8 ♀)
犬→クロエ(チワワ×トイプードル 2017.1.13 ♀)

動物達との生活で心がけている事:笑顔でいる事

仕事で心掛けている事:「徹底的に寄り添う」を一番に考える事

好きな言葉:「人体は疾病に対して自然に回復する。医師は回復するその自然の力を補佐するのが天命である。」(ヒポクラテス)