ワンちゃんやネコちゃんとの楽しい生活♪抱っこしてソファでくつろぎながら撫でていたら
ドキドキ・・・
ざわざわ・・・
このような経験をされたことはありますか?いざ自分の子にこのようなことが起こったら、やっぱり取り乱してしまうものです。
これが病院の空いてない時間だったり、忙しくて病院に連れていけない時期などであればなおさら不安。インターネットで検索したら、癌とか手術とか抗がん剤とか色々出てきてパニックになってしまう。
とてもよくある話なんです。こんな時にどうするのが正解なのかお話ししていきます。
目次
皮膚に出来物 そんな時どうする?
ネット検索は絶対にしない
皮膚の出来物は、どんなに熟練した獣医師でも最終的には検査しないとわかりません。中には特徴的な見た目を呈する腫瘍も存在しますが、それでも見た目だけでは判断しません。
ネット検索すると、こんな感じで・・・
写真が載っていて、デカデカと
「悪性腫瘍でした」
「転移をしていて抗がん剤をしなければ先生からは余命数ヶ月と・・・」
こんなことが書かれていたり。
でもいいですか?それはその子の話であって自分の子はどうかなんて絶対にわかりません。
ネット検索を否定しているのではありません。ネット検索が有効な場合も多々あります。
でも皮膚の出来物に関しては、検査しないと何もわからないのが真実です。
大きさを測る(可能なら物差しや自分の指を入れて写真を撮る)
獣医師が飼い主に望むこととして、ネット検索の代わりにして欲しいのがこれです。
他の場所に同じようなものがないか確認する
これはとても怖いですよね。中々できることではありません。でも勇気を出してやって欲しいのです。
見つけてから病院に行くまでの時間が空いていると、ものによっては増えてくるということがあります。
これらを見つけるのは病院の仕事なのかもしれませんが、大切な我が子のためにも提供できる有力な情報は増やせるなら増やしておきたいですよね。
どうしてもとは言いませんが、可能な方は頑張っていただければと思います。
病院に行く
もちろんこれは外せません。正しい検査や正しい処置をしていく必要があります。
よく言われている大きくなるペースや痛がるかどうか、硬いか柔らかいかなどは、客観的なものでそれに頼って安心しすぎるのは危険です。
まとめ
体表の出来物の場合、それ以外の病気に比べて元気な場合が多いので様子を見がちです。
または視覚的に得られる情報が多いため飼い主様で色々と情報を集めたりして判断してしまう場合も多いのです。
でもそれは場合によっては危険です。獣医師にしかできないことがあるのと同様に飼い主様にしかできないことがあります。
その線引きを間違われないようにしていただきたく今回の記事を書きました。参考にしていただければと思います。
遅くにすみません。先生のブログ、とても分かりやすく納得できます。どれだけ参考になることか☺️
今我が家の2匹の猫がストラバイト性膀胱炎になり困り果てています
中央で治療中です。毎日チェックして、知識を得たいと思います。よろしくお願いいたします。
森下さん、ブログを読んでいただき本当にありがとうございます。参考にしていただければとても光栄です。膀胱炎は本当に大変ですよね。通院だったり自宅での管理だったりもそうですが、何度もトイレに行く姿は見ていてとても心が痛むと思います。不安が膨らみ飼い主様が疲れ果ててしまうことも多い病気です。もし何か、病院に通いながらも今後、不安や納得できないことが増えてくるようであればいつでもご相談いただければと思います。応援しております。