スクールへの想い
ご訪問ありがとうございます。
Family-Vet代表 獣医師の近藤嘉宣です。
この度、わんちゃんのご家族様に向けた犬の飼い主スクールを始める事に致しました。
えっ?最近新規客を取れないとか言ってたのに、いきなりスクール??
一頭でも多くの動物を、一人でも多くの飼い主様を診ていきたいって言ってなかった?
このように感じる飼い主様もおられるかもしれません。でもこれはいきなりではなく、ずっと考えていた構想でご新規様をお受けできない状況が続いている今だからこそ、必要になると考えています。
「一人でも多くの飼い主様、動物達に安心した日々を送っていただきたい」
この初心は今も変わりません。
僕が今の仕事を始めたきっかけは
飼い主の皆様が、我が子に対して健康面での不安を持つことなく、今よりもっと安心して末長く動物たちと穏やかな生活を過ごしていただきたい。
と考えたことでした。
この初心は今でも全く変わることはありません。
動物たちと穏やかな生活、毎日元気に幸せ☆
多くの飼い主様が望む生活だと思います。
でも実際はというと・・・多くの人がこのように過ごせていないと感じています。
この穏やかな毎日の大きな障壁となるのが、
- 物言わぬ動物たちの健康状態をしっかり把握できているだろうかという不安
- 未知の症状に対して何かとんでもないことが起こるのではないかといった恐怖
だと思います。
なぜ日々の不安と恐怖は消滅しないのか
そして穏やかな毎日がやってこないのか
愛する動物の健康トラブルが生じた場合やはりその道のプロ、獣医さんに頼るということになるでしょう。
でもその獣医さんも、病院内では慌ただしく、ゆっくりお話しすることもできない場合が多いと思います。
何より診察室+白衣+早口などは時として威圧的に感じたり、心が通っていないように感じたり・・・。
思っていることがなかなか伝えられない、気になることが全然聞けないといったことも多いはずです。
ここに注目した僕は比較的近い距離で飼い主様とお話ができ、不安や心配事を何でもお話しいただき、それに対してじっくり説明できる今のスタイルを選択しました。
その結果、皆さんの不安や恐怖はどうなったのか
今では本当にありがたいことに
先生がいてくださるので毎日安心です。
何か不安な事がある時にこうやって聞くことができる存在がいるのはありがたいです!
と言っていただけるようになりました。
でもこれだけでは本当の意味で解決したとは言えない
というのも最近では
先生倒れないでくださいね、先生が倒れたら私もこの子も路頭に迷いますから。
と言われることも増えてきたからです。
サービスの性質が対症療法的なものという事実
これは僕がいなくなってしまったら、不安や恐怖がまた顔を出してしまう、根本的な部分では何も変わっていないということ。
医療に例えるなら、ステロイドのようなお薬が痒みや炎症を抑えて元気を出してくれるように、僕が皆さんの不安や恐怖を一時的に抑えて楽になっていただいているようなもの。
つまり「僕のサービスが対症療法的なものである」という実態を浮かび上がらせていると言えます。
ならば次は不安や恐怖に対しての根本対処を目指せばいい
近藤がいなくても大丈夫!を目指す。
勘違いしないでくださいね、全然いなくなるつもりはありません(^^)
でももしかしたら僕と連絡が取れない深夜帯、あるいは長期で遠方に行きしばらく診れないタイミングで愛犬にトラブルが押し寄せるという場面が今後あるかもしれません。
この時に、僕(薬:対症療法)ではなく、自分(自然治癒力:根本療法)である程度対処できる能力があると変わってくる部分が沢山あると思います。
もちろん、対症療法でも悪くはないのですが根本にアプローチできるならその方がいいことが多いです。
では不安や恐怖に対する根本的な対策、僕がいなくても大丈夫な状態はどうすれば作れるのでしょうか。
根本対処 それは近藤と同じ知識を持ち合わせること
大抵の不安と恐怖は無知から生まれる。
全てとは言えませんが、大半の不安や恐怖は知識を持って和らげる、あるいは消すことが可能です。
僕はここに注目して獣医師になることを選びました。
物言わぬ動物達、もともと心配性の僕ですから、愛犬・愛猫が体調を崩したとしたらそれはもう気が気じゃなくなる、取り乱すと確信していたからです。
結果獣医師となり知識を得たことはとても大きな武器になりました。
知識があれば、未来の予想ができます。
予想ができれば、回避や準備ができます。
回避や準備ができれば、不安や恐怖が軽減されます。
今までの僕の知識まとめを伝えるということ
いや、それはそうだけど・・・なんかめっちゃ無理っぽい
と思った飼い主様もいるかもしれません。
確かに振り返れば僕が動物さんの勉強を始めて20年弱になります。
その範囲は西洋医学、科学だけでなく、東洋の思想、非科学的な存在も、さらには獣医学を超えた分野まで及びます。健康管理に必要な知識や情報というのは、幅広く色んな分野に散りばめられており、これらを収集して結合させるのにはとても時間とエネルギーが必要でした。
でも僕が飼い主として我が子に実際に日常で使っている知識というのは、上記の中でも最新のものや融合されて抽出されたものなど極々一部のものなのです。
このボリュームなら伝えられるかもしれない!
こう思いました。
これを上手にお伝えする事ができれば、僕がいなくてもある程度のことは対処ができる。
不安や恐怖に対しての根本対処に近付くと考えました。
- 慌てる事なく的確に行動を起こせるようになる
- 自分で出来ることを出来るようになる
- 自分で出来ないことを頑張り泥沼化する前に獣医師に任せられるようになる
- 楽観して様子見し過ぎない
- インターネットでの検索で誤情報を見抜けるようになる、そもそもしなくなる
- 無駄な取り組み時間と不安な時間を削減できる
- 多くの時間を動物達と安心して過ごせるようになる
僕の知識と経験のエッセンスをどのようにすれば効率的に伝えられるか、実践で生かせるものに出来るかを考えに考え抜いた結果、今回のスクールという形式に辿り着きました。
その概要のリンクを下に貼っております。
ご興味を持ってくださった方はこちらの概要もお読みいただけると嬉しいです(^^)
Why School??
セミナーではなくてスクールとしたのには理由があります。
セミナーは単発で参加しやすく終了時には高い満足レベルを与えてくれます。
しかしその高い満足度と学習の場に足を運んだという時間、労力があわさると、
いや〜私頑張った〜、めっちゃ勉強したわ〜。
と「賢くなったような錯覚や慢心」を生み出し、それ以上の勉強を止めてしまいがちです。
この為、記憶に残す、活用するなど知識の定着のレベルとしては平均的に低くなってしまうと感じています。
- 皆さんは昨年どんな内容のセミナーに参加しましたか?
- そのセミナーでの知識の定着率はどれくらいでしょうか?
中には参加したセミナーのタイトルすら覚えていないという方もおられるかもしれません。(←流石にこれは僕だけですね(^^)💦)
いや、覚えているよ!という方、では2年前のセミナーはどうでしょうか?
・・・
これは厳しい言い方をすると自己満足と言えるかもしれません。
僕も皆様もお互い大切な時間を使うわけですから、この自己満足だけで終わるというのは絶対に避けたかったのです。
もちろんセミナーはセミナーで素晴らしいところが沢山あります。
でも今回の目的は、飼い主様ご自身で不安や恐怖に対して根本的な対処ができるようになることなのでしっかりと知識を定着させる仕組みが必要になります。
スクールであれば、
- テキストやカリキュラムを先に提示することで予習ができる。
- 動画を残せば復習も出来る
- 全講義を利用して、無駄な重複を避け効率的に情報を伝えられる
- 過去の講義内容と結びつけて、知識の繋がりや広がりを作っていける
- 知識の定着度合いを高めるテストなどを実施し日々の生活で活かしやすく出来る(ご希望者のみ。暗記して答えるだけではなく頭を使うようなテストを行います。)
と学習効率をあげてサポートしていけます。
これが今回僕がスクール形式を選んだ理由です。
さらに今後の展望としては・・・
まだ確定ではありませんが、1年目の受講者の中でさらに深く学びたいという方には、試験、面接の後僕の整体手技もお伝えするコースもご用意致しております。
これによりご自身のわんちゃんはもちろんですが、身近なわんちゃんへの施術、身近な飼い主様への知識提供、さらには仕事レベルまでへの向上も目指していただければと考えております。
その場合、この犬の飼い主スクールは3年生スクールの1年目という位置付けになります。
1年目:飼い主として知識を深める
2年目:より深い獣医学(解剖学や生理学など)を学ぶ
3年目:整体実技(検査方法から整体手技まで)を習得する
実はここがもう一つの大きな狙いです。僕と同じ知識、技術をもった人を一人でも多く育てていければと考えております。
先程の僕の存在を薬に例えた場面でピンとこられた飼い主様もおられるかもしれませんが、薬の効果が有限であるように僕一人で診させていただく飼い主様・動物さんにも限りがあります。
事実、現時点でご新規様の受け入れは制限せざるを得ない状態です。ゆくゆくは施術者を増やしここの打開も図っていければと考えております。
なるほどね〜。
でも1人育てるのに3年以上もかかるものなの!?
僕も最初はちょっと長いかな?そう思いました。
世の中には数回の講義、半年ほどでドッグマッサージや整体などワンちゃんへのケアができるようになるものも存在しています。
これはこれで素晴らしいと思います。
いや、多くのご新規様にお待ちいただいている現状と焦りから、出来ればそれくらいにコンパクトにしたかったです。
でもそのような期間やプランで組んだ場合、僕が伝えたいことは全て伝えられない。
それでは、形はできても中身が伴わないと思いました。
扱うのは大切なご家族の命ですから、中途半端な指導、教育は僕にとってあり得ませんでした。
どこまで皆様にご興味を持っていただけるかはわかりませんが、このようなビジョンを抱いていることを知っておいていただければと思います(^^)
まずは1年目のスクールだけでもご参加いただけると嬉しいです(^^)
この知識を定着させることが出来れば今後とても大きな武器になると思います。
これから先も動物さんと暮らしていきたい、動物さんと関わる仕事をしていきたいという方は是非ご検討いただければ幸いです。
<犬の飼い主スクールのお申し込みはこちら>
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