先日箕面市のペットホテルmajun様協力の元、多くの支えをいただき無事Q &Aセミナーを終えることができました!
当日は雨でしたが多くの飼い主様に参加していただきました。企画から集客・準備をしてくださったmajun様を始め、貴重な時間を共有してくださった参加者の皆様に感謝で一杯です!
目次
セミナー内容
挨拶
初めにmajun代表の友重さえ子先生からの挨拶をいただきました。majun様はワンちゃんのホテルでもあり須崎動物病院の大阪移動式診療の会場でもあります。
majun様をご利用されるお客様の多くは須崎先生の診察を受けており、通常の病院で行われる西洋医学以外の観点もお持ちの方々です。
西洋医学以外のホリスティック医療の診察を受けた場合、両者が見解が異なり
と思われることが多いです。これらの回答は多種多様で病気によって異なり、一概に「こうです。」と言えないものです。
多くの病院の基礎となる西洋医学では、どのような考えで病気を捉え、何を得意としているのか。
「西洋医学というものを知ってもらうことで、普段の疑問を少しでも解消していただく場にして行きましょう」ということでセミナーをスタートさせていただきました。
あらかじめお聞きしていた質問
まずは参加者様より、あらかじめ質問いただいていた内容にお答えするところから始めました。
質問
うちの子は元気だし、体型も普通だと思ってるのに獣医さんに「痩せているので適正体重になるよう、もっと太らせてください」と言われますが適正体重とはどういう基準で仰っているのでしょう?
本当にうちの子は今のままではダメなのでしょうか?
質問
「心雑音がある。薬を飲ないと、どんどん悪くなりますよ。」と言われ不安でいっぱいです。
特に症状が何もでていないけど薬を飲まし続けていますが以前と何も変わらずで、薬を飲ませ続ける意味がわからず・・・
でも獣医さんが仰ることなので従っていますが先日、診てもらっていた獣医さんが変わり「この薬の方が効きますよ。」と言われ薬の種類も変わりました。
なぜ獣医さんによって指示が変わるのでしょうか?
こういった薬は具体的になぜ飲ませないといけないのでしょうか。
質問
血液検査の肝臓の数値の英語(ALT等)の意味・違いが良くわからないので知りたいです。
などなど。詳しくはこちら。
majun様が臨機応変に対応してくださり、終了時間を遅らせて予定の質問に回答することができました。
当日の質問・病院では話せない本音トーク
休憩を挟んでから、当日のぶっつけ本番の質問や病院では話しづらいような本音トークをさせていただきました。
ワクチンの事、ステロイドの事、療法食の事などなど・・・。
また、ここでは日頃飼い主様がどれほど苦労をなされているかも改めて知ることもできました。
まとめ
現代の日本では人医療でも獣医療でも、西洋医学が主流となっています。しかし、治療というのは西洋医学のみで成り立つものでは決してなく、東洋医学を始め多くのホリスティック医療、また飼い主様と動物たちの心の繋がり、思いも含めていかなければならないと考えています。
今回は西洋医学にスポットを当てたセミナーでしたが、西洋医学を知ると同時に、西洋医学に得意・不得意があり完璧ではないことを知っていただけたと思います。
もちろんホリスティック医療にも得意・不得意はあり、それ単体で完璧な医療など存在しないことも理解できたと思います。
このセミナーを通して、「この医療!」と固執するのではなく、「この医療がダメならこっちの医療!」と臨機応変に考えるという姿勢が少しでも参加者様に伝わり、今後動物たち過ごす生活が少しでも明るくなってもらえたなら、僕は本当に幸せです。